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きょうの国内市況(1月28日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続落、新型肺炎の中国経済への影響警戒-輸出や素材安い

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  東京株式相場は続落。新型肺炎が中国などの実体経済に与える影響が懸念され、機械や電機など輸出関連、鉄鋼など素材中心に売られた。商品市況安から石油・石炭製品や非鉄金属など市況関連の下げも目立った。

  • TOPIXの終値は前日比10.29ポイント(0.6%)安の1692.28
  • 日経平均株価は127円80銭(0.5%)安の2万3215円71銭

  三井住友トラスト・アセットマネジメントの上野裕之シニアストラテジストは「新型肺炎により中国では生産と消費の両方の活動が止まり、さまざまな影響が出てくる。春節延長で消費関連に動きが出ず、自動車や住宅分野だけでなく電子部品など情報通信分野の需要もいったん止まりそう」との見方を示した。現在は武漢と関係のある感染者が中心だが、先進国などで二次感染のケースが増えてくれば「株価が一段と下落する恐れもある」と言う。

  • 東証33業種では鉄鋼や鉱業、石油・石炭製品、機械、海運、精密機器、非鉄金属、電機が下落率上位
    • 鉄鋼については、SMBC日興証券が2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行時に中国の熱延コイル市況が2月高値から5月安値まで30%下げたことをリポートで指摘
  • その他金融、空運は小幅高

●債券は下落、40年入札はやや弱めの結果との声-午後売り優勢に転じる

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  債券相場は下落。前日に米長期金利が低下した流れを引き継いで買いが先行した後、この日実施された40年債入札がやや弱めの結果となったことから売り優勢の展開となった。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比6銭安の152円54銭。朝方に152円69銭まで上昇した後、40年債入札結果を受けて下げに転じた
  • 新発20年債利回りは横ばいの0.235%、一時0.225%と昨年11月以来の低水準
  • 新発30年債利回りは0.5ベーシスポイント(bp)高い0.375%、一時0.36%と昨年11月以来の水準まで低下
  • 新発40年債利回りは横ばいの0.395%。朝方に0.385%と昨年11月以来の水準まで買われたが、入札後に一時0.40%まで上昇

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 40年債入札は最高落札利回りが予想通りだったが、応札倍率が低くやや弱めだった
  • 40年債利回りの0.4%割れの水準では買い控えたいという向きも多かったようだ
  • 原田泰日銀審議委員の後任に安達誠司・丸三証券経済調査部長が提示されたが、同じリフレ派でサプライズはない。日銀の超低金利政策が長期化するとの見方を補強する要因に

40年債入札

  • 最高落札利回りは0.40%と、ブルームバーグがまとめた市場の予想中央値と一致
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は2.86倍と、前回の3.50倍から低下

●ドル・円は小反発、新型肺炎への懸念続くも調整の買いが支えとの見方

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  東京外国為替市場のドル・円相場は小幅反発。中国発の新型コロナウイルス感染に対する警戒感は根強いものの、短期的なポジション調整目的の買い戻しが相場を支えたとみられている。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時23分現在、前日比0.1%高の1ドル=109円05銭。朝方に108円82銭と前日に付けた8日以来の安値に近づいた後、下げ幅を解消
  • 中国が最大の貿易相手国である豪ドルは対米ドルで変わらずの1豪ドル=0.6761ドル。一時は0.6747ドルと昨年10月16日以来の安値

バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

  • 新型ウイルスの感染拡大と経済への悪影響に終わりが見えたわけではないので、リスク回避の円高基調はまだ続く。ドル・円は上値が重く下方向を警戒する必要がある
  • きょうは株価や金利が戻していない中で小幅に反発したが、短期的な調整の範囲内ではないか
  • 豪ドルは、中国との経済的な関係から売られやすい。加えて森林火災や利下げ観測も逆風に
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