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トランプ大統領、中東和平案を28日発表-パレスチナ側の反発必至

  • 「誰にとっても有益な案を示す」と表明も、イスラエル寄りの内容か
  • イスラエル首相は和平案を支持、アラブ諸国の大使は式典出席を辞退

トランプ米大統領は28日に、3年にわたり策定を進めてきた中東和平案を発表する予定だ。

  これに先立ち大統領は27日、イスラエルのネタニヤフ首相と会談。ホワイトハウスで同首相と並び、和平案について「誰にとっても有益な案を示すことになる」との見方を示した。

  イスラエルの野党指導者ベニー・ガンツ氏も同日ホワイトハウスを訪れ、和平案について協議した。

  パレスチナ指導部と政治アナリストは効果がないとして大統領の案を批判している。トランプ大統領によれば、ネタニヤフ首相は和平案を支持。パレスチナについては、和平案を「恐らく最初は望まないだろうが、結局は望むことになろう」と大統領は語り、様子を見てみようとした。

  トランプ氏の和平案はイスラエル寄りの内容になると広く予想されている。11月の大統領選挙で再選を目指すトランプ氏にとって、イスラエルを支援するキリスト教福音派やユダヤ系保守層の間で支持拡大につながる可能性があるためだ。

  パレスチナ自治政府アッバス議長の報道官を務めるナビル・アブ・ルデイナ氏の声明によると、ホワイトハウスで行われる和平案発表式典への招待をアラブ・イスラム諸国の大使らは辞退。和平案は「パレスチナ人の権利を侵害し、東エルサレムを首都とするパレスチナ国家樹立を妨げることを狙った策略」だと同氏は指摘している。

原題:Trump Predicts Mideast Plan Will Fly But It’s Fine If Not (2)(抜粋)

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