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Photographer: Jim Young/Bloomberg
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いつもと違うボラティリティー市場、米国株下落が終わる可能性示唆か

  • CBOEのVIXのスポット価格が先物価格(3月限)を上回った
  • 逆転現象は通常長く続かないとサスケハナのマーフィー氏
A trader works in S&P 500 stock index options pit at the Chicago Board Options Exchange (CBOE).
Photographer: Jim Young/Bloomberg

ボラティリティー市場でいつもと異なる現象が起きており、米国株の下落がもうすぐ終わる可能性をうかがわせる。

  27日にS&P500種株価指数が下落し、シカゴ・オプション取引所(CBOE)のボラティリティー指数(VIX)のタームストラクチャーが逆転するという珍しい状況が発生した。VIXが昨年10月以来の高値に達する中で、スポット価格が先物価格(3月限)を上回った。これは中長期より短期のリスクが意識されている様子を示唆する。

  そのような逆転現象は通常長くは続かず、売りが終わりに近づいている可能性を示す兆候とも考えられるとサスケハナのデリバティブ(金融派生商品)戦略共同責任者クリス・マーフィー氏は指摘した。

  同氏は「2009年を振り返ると、逆転が起きてから1週間はS&Pが平均して横ばいで推移し、2週間後に平均88ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)、1カ月後には1.7%それぞれ上昇した」と27日のリポートで分析した。

  この日の米株式市場では、新型コロナウイルスの拡大を巡る懸念が広がる中で、S&P500種株価指数は一時1.9%下落した。

Spot prices jump as near-term concerns grow
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原題:Rare VIX Inversion Points to Potential End of U.S. Equity Rout(抜粋)

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