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米国務省、中国への渡航警戒レベル引き上げ-「渡航の再検討」に

更新日時
  • 米国、国境での渡航者スクリーニング検査を拡充する可能性
  • 米当局は2次感染の可能性警戒、現時点で地域社会への広がりなし
Security personnel check the temperature of people with an advanced thermo camera at a subway station in Beijing on Jan. 27, 2020.
Security personnel check the temperature of people with an advanced thermo camera at a subway station in Beijing on Jan. 27, 2020. Photographer: Nicolas Asfouri/AFP via Getty Images
Security personnel check the temperature of people with an advanced thermo camera at a subway station in Beijing on Jan. 27, 2020.
Photographer: Nicolas Asfouri/AFP via Getty Images

米国務省は27日、新型コロナウイルスの感染拡大を考慮し、中国への渡航警戒レベルを4段階の上から2番目であるレベル3の「渡航の再検討」に引き上げた。従来はレベル2の「注意の強化」だった。

  米国はまた、国境での渡航者スクリーニング検査を拡充する可能性があり、現在、110人を監視下に置いた。新型ウイルスによる中国での死者数は少なくとも80人に達し、世界的に感染が広がっている。中国国内で確認された感染者数は2744人。

  米国ではこの1週間で5人の感染が確認された後、27日午前の時点で新たな症例は報告されていない。米国の対応を指揮している米疾病対策センター(CDC)は、新たな症例の診断を迅速化するため検査のプランを作成したとし、それを各州と共有すると説明した。

  CDCによれば、感染の可能性があるとして米国で監視下に置かれた110人中、27日時点で5人が陽性、32人が陰性、残りの73人が検査結果待ちという。

  CDCの国立予防接種・呼吸器疾患センター(NCIRD)のナンシー・メッソニエ所長は「現時点でこのウイルスは米国の地域社会には広がっていない」と述べた。

  当局はこれまで、中国から来た患者から地域社会の他の人々への2次感染の事例を厳重に監視してきた。

  メッソニエ所長によると、渡航者スクリーニング検査拡大に関する決定は1日以内に下される見通し。

原題:U.S. Advises Citizens to Reconsider China Travel Over Virus (1)(抜粋)

(渡航警戒レベル引き上げなどを追加して更新します)
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