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ファーウェイ、英国で5Gネットワークに参入の公算大ー28日決定へ

  • ファーウェイ禁止を求めたトランプ米政権と衝突する可能性
  • ジョンソン首相は安全保障のリスクなく消費者に利益と主張

ジョンソン英首相は華為技術(ファーウェイ)に次世代通信規格「5G」移動通信ネットワークへのアクセスを与える公算が大きい。ファーウェイ排除を求めるトランプ米大統領の要望をはねつける構えだ。

  デジタル・文化・メディア・スポーツ省のワーマン政務次官(デジタル、ブロードバンド担当)は27日、議員らにジョンソン政権が28日、国家安全保障会議の会合後に決断を下すと説明した。

  この問題について行われた緊急質疑応答で、多くの保守党議員からファーウェイが英通信ネットワークへのアクセスを持つことに対して、長期的には英国の安全保障面でリスクになり得ると懸念の声が挙がった。

  これに対しジョンソン首相は、政府は国家の安全を危険にさらすことなく消費者の利益を確保できると主張した。トランプ政権はこれまでにファーウェイが中国によるスパイ活動の影響を受けやすいと、繰り返し警告している。

  ジョンソン首相は代表取材で、「この2つの目的を達成できる解決策を見つけ出す」と述べ、「英国で技術的進歩を取り入れるべきではないという理由はない」と話した。

  発言内容からはジョンソン首相がファーウェイに英通信ネットワークへのアクセスを許可する用意であることが示唆される。米政権は英国に対し、ファーウェイを禁止するよう強く働き掛けてきたことから、ジョンソン首相の動きはトランプ大統領との衝突を招きかねない。

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