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中国訪問した香港従業員に自宅勤務指示、クレディスイスやUBSなど

  • 香港政府は25日、新型ウイルスへの警戒を最高水準に引き上げ
  • シティ、ドイツ銀も本土から戻った後に一定の自宅勤務-社内文書

クレディ・スイス・グループとUBSグループ、シティグループは香港在勤の従業員に対し、中国本土を最近訪れている場合は2週間自宅から勤務するよう指示した。新型コロナウイルスの感染拡大に世界的な銀行も対策を進めている。

  ブルームバーグが入手した社内文書によると、クレディ・スイスは、本土を訪問した従業員は職場復帰する前に所属部門の上司および人事と相談するよう要求。発熱やインフルエンザのような症状が表れた場合、十分に回復し職場復帰が可能だとの診断書を医師からもらうまで自宅勤務を義務づける。同行はUBSとともに、本土への渡航制限を導入する。

  クレディ・スイスはこの措置について、香港政府が25日に新型コロナウイルスへの警戒を最高水準の「緊急」に引き上げたことを受け、「従業員と顧客の安全を守る目的」だと説明した。同行の社内文書では、香港オフィスが入居するビル「環球貿易広場」では体温検査を開始すると通知した。

  UBSは社内文書で、香港オフィスは29日に通常通り営業するとしつつ、過去14日以内に本土に入った香港とシンガポール在勤の従業員はオフィス外から勤務するよう求めた。文書の内容は広報担当者が確認した。

  またシティグループの広報は、武漢やその周辺地域に従業員が個人で訪問する際には報告を求めており、戻ってから2週間は自宅で勤務することになると明らかにした。同地域への出張はすでに制限されているという。

  事情に詳しい関係者によると、ドイツ銀行は香港在勤の従業員に対して、地域を問わず中国本土に入った場合は7日間の自宅勤務を推奨する文書を送付。27日と28日は春節の連休のためオフィスには誰もいないと、関係者の1人は語った。同行の広報担当者はコメントを控えた。

原題:
Banks Tell Hong Kong Staff to Work at Home After China Visit (2)(抜粋)

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