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ソフトバンク株が反落、元社員が不正競争防止法違反容疑で逮捕

国内通信大手のソフトバンクの株価が反落した。同社は25日、元社員が作業文書などを無断で社外に持ち出したとして、不正競争防止法違反の容疑で逮捕されたと発表した。

  27日の日本株市場でソフトバンク株は一時、前週末比1.4%の1462円と9日以来、およそ半月ぶりの安値を付けた。親会社のソフトバンクグループ株も一時4.1%安の4575円と下げた。

  警視庁によると、被疑者は48歳の男性社員で、2019年2月18日に会社のサーバーにアクセスし、営業秘密である機密情報など2点を不正に取得した。ソフトバンクの説明では、同社員は設備構築業務の省力化を推進する部門に所属し、持ち出されたのは工事の手順書だったという。

  発表文でソフトバンクは、顧客や株主に謝罪するとともに、持ち出された文書は機密性が低く、個人情報や通信の秘密に関する情報は一切含まれていないとの認識を示した。当局の捜査に協力していくという。

  警視庁の逮捕は25日。ソフトバンクは同社員を昨年12月に懲戒解雇していた。容疑となっている不正競争防止法では、事業者の営業秘密を不正の利益を得る目的で自ら使用したり、第三者に開示したりする行為に対し、個人の場合で10年以下の懲役などの刑罰が科される。

SoftBank's Blockbuster IPO Said to Hit Retail Sales Target

元社員が逮捕されたソフトバンク

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

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