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アルヒ株急落、融資審査資料で改ざん報道-アプラスは新規受付停止

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住宅ローン専門金融機関アルヒが手掛ける投資用マンションへの融資を巡る仲介案件で、借り入れ希望者の審査資料が改ざんされていると27日付の日経新聞が報じた。同報道を受けてアルヒ株は一時、ストップ安まで売られた。

  アルヒは投資目的で区分マンションを買いたい人を新生銀行グループの信販会社アプラスに仲介して手数料を得ているという。年収や職業などが改ざんされた例は少なくとも10人以上に上り、その多くは年収300万円に満たない人だったと報じている。

  アルヒ株は一時、前営業日比500円(22%)安の1773円とストップ安まで下落。午前終値は同16%安の1906円だった。

  アルヒは同日午前、報道についてコメントを公表。「フランチャイズ店舗が主体となり不正を行った、あるいは審査書類が改ざんされたという事実は現段階で確認されていない」と述べた。調査の結果、開示すべき事柄があれば改めて知らせるとしている。

  ブルームバーグ・ニュースの取材に対しアプラス総合管理部の谷裕一氏は、アルヒからの仲介案件については、顧客からの問い合わせがあり、先週の段階で新規受付を停止していることを明らかにした。改ざんの有無を調査しているが、アプラス社員が改ざんに関与したとの事実は確認できていないと述べた。

  アプラスフィナンシャルの株価は同1%高の101円。同社に97%を出資する新生銀の株価は同5.9%安の1632円だった。

(5段落目にアプラスのコメント、6段落目に株価を追加しました)
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