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原油下落、一時3カ月ぶり安値-コロナウイルス感染拡大で需要懸念

更新日時
  • ウイルス感染による死亡者増加で春節の連休を延長
  • 原油先物や他の商品も下落、渡航制限で燃料消費の減退を懸念
The 'Xin Run Yang' oil tanker, operated by Cosco Shipping Holdings Co.

27日の商品市場で原油先物は約3カ月ぶりの安値をつけた。すでに供給が十分ある原油の需要は、中国の新型コロナウイルスによって損なわれるとの恐れが背景。

  原油先物は3%超下落。中国の発表によると、コロナウイルスの感染者や感染による死亡者は増加した。ウイルスのまん延を抑えるため中国は春節(旧正月)の連休の延長を決定したが、世界各地で感染の確認が広がっている。

Oil drops to the lowest in more than three months

  ゴールドマン・サックス・グループは世界の石油需要は減退すると予測するが、サウジアラビアはウイルスの消費への影響はこれまでのところ、「非常に限定的」との見方を示している。

  原油市場は何カ月間も需要低迷懸念を払拭(ふっしょく)できずにいるが、今回のウイルス問題はさらなる打撃となった。投資家は高リスク資産を幅広く手放しており、原油だけでなく他の商品にも売りを出している。コロナウイルスの感染拡大に伴う渡航制限を受けて、燃料消費は減退するとの懸念がある。

  ニューヨーク時間午前10時47分現在、ウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)原油先物は2.1%安の1バレル=53.07ドル。一時は昨年10月10日以来の安値を付けた。北海ブレント油は2.5%安の59.20ドル。一時は3.6%下げた。

原題:Oil Falls to Three-Month Low as Virus Spread Raises Demand Fear(抜粋)

Oil Falls to Three-Month Low as Virus Spread Raises Demand Fear

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