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新型肺炎発生の武漢から邦人帰国へ、チャーター機使用-安倍首相

更新日時
  • チャーター機手配にめど、中国政府と交渉中-武漢市に約710人滞在
  • ホンダは従業員や出張者ら約30人の帰国を決定-政府に報告

中国・湖北省武漢市を中心に新型肺炎の感染が拡大している問題で、安倍晋三首相は26日、日本人の希望者全員を帰国させる考えを示した。武漢市とその周辺からの移動は制限されており、民間のチャーター機を用いる方針。発言をNHKが放映した。

  安倍首相はチャーター機の手配にめどがついたことから、「希望者全員を帰国させることにした」と説明。現在、中国政府と交渉しており、「速やかに帰国を実現させたい」と話した。

 ホンダ広報担当の建部輝彦氏は、武漢駐在の従業員とその家族、出張者ら約30人を政府チャーター便で帰国させることを決め、日本政府にも報告したと電話取材に明らかにした。現地対応が必要な数名のみ残すという。

  ホンダは武漢市に本社がある東風汽車と現地合弁を組んでいる。同じく東風との合弁で中国で事業展開をしている日産自動車の広報担当者にも取材を試みたが、返答は得られていない。ホンダは広州汽車(広州市)とも合弁を持っているが、日産は東風が中国での唯一のパートナーとなっている。

  日本政府は、武漢市に23日現在で約710人の日本人が滞在していることを確認している。25日のダウ・ジョーンズ通信によれば、米政府は武漢の領事館を一時的に閉鎖し、26日に米国人をチャーター便で退避させることを計画している。

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(3、4段落目にホンダのチャーター便使用についての情報を追加します)
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