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長期金利は2カ月ぶり低水準、新型肺炎拡大でリスク回避ーフラット化

更新日時

債券相場は上昇。長期金利は約2カ月ぶりの低水準を付けた。中国発の新型肺炎の感染拡大に対する警戒感から株安や円高が進み、リスク回避の買いが強まった。相対的に超長期ゾーンの金利低下が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 新発10年債利回りは一時、前週末比2.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.05%と、昨年12月4日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは3.5bp低い0.23%、新発30年債利回りは4bp低い0.365%と、いずれも昨年11月以来の水準まで低下
  • 長期国債先物3月物の終値は27銭高の152円60銭。朝方に152円70銭まで上昇した後、上げ幅をやや縮小して推移

市場関係者の見方

SMBC日興証券の竹山聡一金利ストラテジスト

  • 新型肺炎拡大への警戒感で人やモノの動きが鈍り、中国経済の回復期待もしぼむなど、ファンダメンタルズへの影響が意識され始めた
  • 朝方は先物主導で買われた感じで、10年金利も予想以上に低下した。ただ、マイナス金利を買い進めていくのも厳しい
  • 結局、超長期が買われてフラット化したが、やや過熱感もあり、現物債の買いが盛り上がっている感じでもない
  • あすの40年入札は外部環境がサポートも、2016年7月以来の0.4%割れで決まると投資家が嫌がりそうだ
    新発10年物国債利回りの推移

    背景

    新発国債利回り(午後3時時点)

    2年債5年債10年債20年債30年債40年債
    不成立-0.145%-0.045%0.235%0.370%0.395%
    前週末比-2.0bp-2.0bp-3.0bp-3.5bp-4.0bp
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