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ゴールドマン、企業に多様性求めるルールはアジアでは適用せず

  • 取締役会が多様性を欠く企業のIPOは手掛けないとCEOが表明
  • このルールが適用されるのは米国と欧州の企業、アジアなどは除外

米ゴールドマン・サックス・グループのデービッド・ソロモン最高経営責任者(CEO)は23日、取締役会に女性がいなかったり多様性が欠如している企業の新規株式公開(IPO)業務は7月から引き受けない考えを表明した。ただ、このルールは特に課題の多い地域には適用されない。それは、アジアだ。

  このルールが適用されるのは米国と欧州の企業のIPOのみ。アジアが除外されたことは、取締役会が全て男性というケースがよくあることを考えると特筆すべきことだ。中南米や中東といった男性優位が目立つアジア以外の地域も言及されていない。

  ゴールドマンの広報担当者は、いずれはアジアなどの地域でも顧客と相談した上でこのルールの適用を検討していくと話している。

  責任ある包括的なビジネス慣行を提唱する香港のグループ、コミュニティー・ビジネスの責任者、ファーン・ナイ氏は「今日では企業の取締役会が多様性を欠き、男性だけというのは通用しない」とした上で、ゴールドマンは「アジアを含めるべきだ。なぜそうしないのか分からない」と語った。

  

Pole Position

Africa leads world in proportion of board seats held by women

Source: McKinsey Global Institute

原題:
Goldman Skips Asia in Edict to Boost Diversity on Boards in IPOs(抜粋)

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