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【米国株・国債・商品】ダウ170ドル安、感染拡大を警戒-米国債上昇

24日の米株式市場では、主要3指数がそろって下落。中国発の新型ウイルスの感染拡大を受けて、売りが広がった。資金の安全な避難先を求める動きから、米国債と金は上昇した。

  • 米国株は3指数いずれも下落-ダウ170ドル安
  • 米国債は上昇-10年債利回り1.69%
  • NY原油4日続落-ブレントは週間で18年末以来の大幅安
  • NY金先物は続伸-ウイルス感染拡大で逃避需要

  S&P500種株価指数は前日比30ポイント(0.9%)下落。昨年10月以来の大幅安となった。ダウ工業株30種平均は170.36ドル(0.6%)安の28989.73ドル。ナスダック総合指数は0.9%下げた。米10年債利回りは約3カ月ぶりの水準に低下。ニューヨーク時間午後4時48分現在は5ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)下げて1.69%。

  米国で2人目の新型ウイルス感染者を確認したと、米疾病対策センター(CDC)が発表。3人目の確認も近く発表されると米上院議員らが明らかにした。

  米国株がなお史上最高値圏で推移していることもあり、投資家は今回のウイルス感染が17年前の重症急性呼吸器症候群(SARS)のようなパンデミック(感染症の世界的大流行)に発展する可能性を警戒している。

  FTSEラッセルの世界市場調査担当マネジングディレクター、アレック・ヤング氏は「世界各地での新たな感染症例に関するニュースが絶えず流れてきており、投資家はろうばいせずにいられない」と指摘。「さらに悪いことに、感染拡大に関する情報が次に更新されるころには、週末で市場が閉まっている。このため、まずは売っておいて、考えるのは後回しというムードに早急に転じた」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は4日続落。新型コロナウイルス感染の影響で燃料需要が損なわれるとの懸念から売られた。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、1.40ドル(2.5%)安の1バレル=54.19ドル。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.35ドル(2.2%)安の60.69ドル。週間ベースでは6.4%下げ、2018年12月21日終了週以来の大幅安となった。

  ニューヨーク金先物相場は続伸。新型コロナウイルスの感染拡大を受け、逃避先としての金需要が高まった。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物4月限は6.60ドル(0.4%)高の1オンス=1578.20ドル。週間ベースでは5週連続のプラスとなった。世界最大の金上場投資信託(ETF)である「SPDRゴールド・シェア」には過去5営業日で10億ドル(約1090億円)を超える資金が流入した。

原題:Stocks Post Biggest Drop Since October on Virus: Markets Wrap(抜粋)

Oil Posts Worst Week in a Year as Virus Selloff Deepens(抜粋)

Copper Sees Worst Losing Streak Since 2018 on Virus Fears(抜粋)

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