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英PMIが1月に大幅上昇、総選挙で不透明性緩和-利下げ観測後退か

  • 総合PMIは52.4に上昇、市場予想上回る-前月は49.3
  • 英中銀は30日に金融政策会合、市場は利下げ確率50%超と予想

英国の経済活動を示す指数は1月に大きく上昇し、2018年以来の高水準となった。来週開かれるイングランド銀行(英中銀)の政策会合で利下げが決まる見通しは後退した可能性がある。

  IHSマークイットが発表した1月の英総合購買担当者指数(PMI)は52.4と、前月の49.3から上昇した。調査対象となった企業は、ジョンソン首相の昨年12月の総選挙勝利で政治的な不透明感が緩和されたと指摘した。

U.K. PMI picks up, calling need for BOE rate cut into question

  英中銀の今月の利下げ可能性を巡り、総選挙以降の最新経済動向を示す指標としてPMI統計は注目されていた。総合PMIは市場予想を上回っただけでなく、多くのエコノミストが利下げ見送りに十分とみていた水準も超えた。それでもトレーダーは今月の利下げ確率を50%超織り込んでいる。PMI発表後にポンドは一時急伸したものの買いが続かず、下落に転じた。

  ダンスケ銀行のアナリスト、ミカエル・オライ・ミルホイ氏は、PMIは「52の水準を若干上回った。この節目は英中銀が利下げに対してより消極的になり始めるとみられている水準だ」と述べた上で、「それでもなお、(利下げが)現実となる可能性はある。しかしこの状況からは非常に微妙なところだ」と指摘した。

原題:Signs of Election Bounce Undermine Case for BOE Rate Cut (3)(抜粋)

Pound Watchers Signal That Only the BOE Can Shift the Market(抜粋)

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