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三菱重工、「スペースジェット」の納入6度目の延期へ-報道

三菱重工業傘下の三菱航空機が「三菱スペースジェット」として開発を進めているジェット旅客機の初号機の納入時期を来年以降に延期する方針を固めたと24日、NHKが関係者を引用して報じた。延期は6回目となるという。

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「スペースジェット」(CG)

Source: Mitsubishi Aircraft Corporation

  

  NHKによると、電子機器の不具合の可能性から、設計を変更した試験機の完成が遅れたほか、機体の安全性を証明する国の審査に時間がかかるためで、従来は納入時期を今年半ばとしていた。延期については来月上旬に明らかにする見通し。

  スペースジェットを巡っては、昨年10月に米トランス・ステーツ・ホールディングスが最大100機の契約を解消している。

  三菱重工は2008年に国産初のジェット旅客機となるMRJ(三菱リージョナルジェット)開発に着手した。当初は13年の完成・納入開始を目指していたが、延期を繰り返した。17年には電気配線全体の設計を変更。翌18年には同社が三菱航空機に対する1700億円の増資引き受けと500億円の債権放棄を含む支援を発表し、開発を続けていた。

  三菱重工と三菱航空機の広報担当者からはコメントを得られなかった。

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