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きょうの国内市況(1月24日):株式、債券、為替市場

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●TOPIX小幅続落、新型ウイルス拡大で警戒続く-自動車や小売安い

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  東京株式相場はTOPIXが小幅に続落。中国で新型ウイルスの死者や感染者が増加して不安が広がり、経済への悪影響がやや警戒された。自動車や小売が安く、米長期金利の低下を背景に保険や銀行など金融株も下落。

  • TOPIXの終値は前日比0.06ポイント安の1730.44
  • 日経平均株価は同31円74銭(0.1%)高の2万3827円18銭

  セゾン投信の瀬下哲雄運用部長は、過去の重症急性呼吸器症候群(SARS)と比べて致死率が低いことなどから、「投資家は新型ウイルスの影響が一過性なのかを見極めようとしており、リスク取ることも落とすこともできない状況」と話した。

  松井証券の窪田朋一郎シニアマーケットアナリストは、新型ウイルスについて「中国市場などが春節で休場となり、ダイレクトな影響が見えにくい。警戒感はいまだに強い」と述べた。中国市場は30日まで休場。   

  • 東証1部33業種は保険、証券・商品先物取引、銀行、海運、小売、ゴム製品、輸送用機器などが下落率上位
  • 不動産、陸運、サービス、医薬品は上昇
  • 東証1部売買代金は1兆8104億円と5日連続で2兆円を下回った

●債券小幅安、過度のリスク回避修正で売り-流動性供給入札は無難通過

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債券相場は小幅安。新型肺炎の感染拡大懸念を背景とした過度のリスク回避が修正され、債券に売り圧力が掛かった。一方、この日に実施された流動性供給入札は無難な結果となり、相場への影響は限定された。

  • 長期国債先物3月物の終値は4銭安の152円33銭。海外金利低下の流れを引き継いで152円43銭まで上昇した後は、株式相場の反発などを背景に一時12銭安の152円25銭まで下げる場面も
  • 新発10年債利回りは前日比横ばいのマイナス0.025%、一時マイナス0.02%に上昇

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 全体的に金利が下がりやすい外部環境にはなっているものの、リスク許容度が低いため、益出しの動きが出やすい
  • フラットニング(平たん化)のポジションを外して中期に退避させるなど、日替わりで利回り曲線のでこぼこを修正している感がある
  • 流動性供給入札ではいったん外したポジションを中期に入れ替えた可能性も 

流動性供給入札

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.07倍と、前回の同年限入札の3.86倍を上回る
  • 最大利回り格差は0.001%、平均利回り格差はマイナス0.001%

●ドル・円は一進一退、新型肺炎の感染拡大見極め-109円台半ば

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  東京外国為替市場でドル・円相場は前日の終値を挟んで一進一退。市場関係者からは中国発の新型コロナウイルス感染の影響を見極めたいとの声が聞かれ、方向感のはっきりしない展開に終始した。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時42分現在、前日比0.1%高の1ドル=109円54銭。この日のレンジは109円44銭から109円58銭程度
  • ユーロ・ドル相場は0.1%安の1ユーロ=1.1049ドル。前日に付けた昨年12月2日以来の安値1.1036ドルから水準をやや切り上げての取引だったが、値動きは限定的だった
  • 英ポンド・ドル相場は0.1%高の1ポンド=1.3133ドル

大和投資信託調査部の亀岡裕次チーフエコノミスト

  • 世界保健機関(WHO)が新型コロナウイルスを巡る緊急事態宣言を見送ったことや中国株式市場の休場もあって円高進行は一服しているが、潜伏期間も含めてあと2週間くらいは市場がこの問題に注目しやすい
  • 当面は感染拡大の行方を見極めながら、経済への悪影響を織り込んでいくだろうが、米国などの景気は基本的には底堅い。ドル・円は年度末にかけては少なくとも110円以上に上昇していく可能性が高い

三井住友信託銀行ニューヨークマーケットビジネスユニットの持田拓也調査役

  • 新型肺炎の感染拡大懸念からのリスクオフがドル・円の下落要因となっており、追加的なニュースに反応しやすい神経質な相場環境だ
  • ただ、病原菌の問題が経済・市場全体に打撃を与えるほどの影響を及ぼすかは慎重な見極めが必要。結果的に押し目買いのチャンスとなり、再び110円を目指す可能性も
  • ECB(欧州中央銀行)の金融緩和強化の可能性がユーロ安につながっているが、残された緩和余地は大きくないとみられ、ユーロの下落余地は限定的か
  • 英国は欧州連合(EU)との貿易協定の交渉難航がポンド安要因に
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