コンテンツにスキップする

新型コロナウイルス肺炎で国内2例目、武漢からの旅行者-厚労省

更新日時
  • 政府が閣僚会議、安倍首相が感染拡大防止や在留邦人の安全確保指示
  • 患者は40代の男性、医療機関を受診し発症が判明-厚労省

厚生労働省は24日、国内で2例目の新型コロナウイルス関連の肺炎患者を確認したと発表した。中国・武漢市在住の旅行者で、20日に本人が医療機関を受診し、わかった。患者は東京都内の医療機関で現在も入院中。

  患者は40代の男性。日本に来る前から熱があったが肺炎とは診断されず、来日時は症状が落ち着いていた。その後、熱とせきなどが続いたため国内で受診し発症がわかった。本人の報告では武漢市の海鮮市場には立ち寄っていない。

  政府は24日午前、新型肺炎対策の閣僚会議を開催。安倍晋三首相は、患者数増加と国内2例目の確認を踏まえ、検疫や検査について「対応方針を一層強化して取り組む」と表明。全国の主要な衛生研究所でも可能となるよう検査体制を整備する方針を示した。

  また、感染拡大の防止や在留邦人の安全確保に全力を挙げるよう関係閣僚に指示したほか、国民に対しては「過剰に心配することなく、一般的な風邪の予防策を励行し落ち着いて行動するようお願いする」と述べた。

  中国・武漢市では、日本人男性1人が重度の肺炎を発症し入院しており、西村明宏官房副長官は24日午前の記者会見で、「肺炎が新型コロナウイルスによるものかは、早ければ25日中に判明する」ことを明らかにした。男性は60代で、16日ごろから発熱などの症状があり、22日に入院したという。武漢市には、23日現在で約710人の日本人が滞在していることが分かっており、安否確認や注意喚起を継続している。

(第5段落に武漢で入院中の邦人男性の状況などを追加し、更新しました)
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE