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仏政府、ゴーン被告捜査強化へ-ベルサイユ披露宴やオマーン資金巡り

  • 検察当局はより広い権限を持つ予備判事に捜査の継続を託す計画
  • 複雑な捜査に限り予備判事に引き継ぐ-通常、決着には何年もかかる

フランスの検察当局は、ルノー前会長のカルロス・ゴーン被告による支出に関する捜査を引き継ぐよう予備判事に要請する。

  パリ近郊ナンテールの検察当局は昨年、予備捜査を開始しており、より広い権限を持つ予備判事に捜査の継続を託す計画だ。検察当局が電子メールで明らかにした。

  2018年11月に都内で逮捕されたゴーン被告は保釈中だった先月、レバノンに逃亡。被告は日本での起訴内容を全て否認し、ルノーとのさらなる統合を阻止する日産自動車による陰謀の一部だったと主張している。

  ナンテール地検の捜査は、ゴーン被告が16年のベルサイユ宮殿での結婚披露宴開催に当たりルノーのスポンサー契約を不適切に利用したかどうかが焦点。当局はまた、日産の販売代理店オーナーだったオマーンの資産家が、ゴーン被告が支配するレバノンの会社への資金移動に関与した疑いを巡り、被告とこの資産家との関係にも関心を持っている。

  検察当局は、特に複雑な捜査に限って予備判事に引き継ぐ。通常、こうした事件の決着には何年もかかる。

  ゴーン被告のスポークスマンは以前、オマーンの販売業者に関する疑惑を否定しており、被告が披露宴関連費用を返済すると述べていた。

原題:France to Step Up Ghosn Probe Into Versailles Party, Oman Money(抜粋)

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