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新型ウイルス、シンガポールで初の感染報告-中国では移動制限が拡大

中国では新型コロナウイルスによる感染拡大を受け、衛生当局による移動制限措置が震源地の湖北省・武漢市以外でも広がっている。新型ウイルスが原因の肺炎でこれまでに少なくとも17人が死亡。アジアの金融センターであるシンガポールでも感染者が見つかった。

Coronavirus Pneumonia Outbreaks In China

マスクを着用して移動する利用者。武漢市の漢口駅にて(1月22日)

  シンガポールでの新型ウイルス感染例については、チャンネル・ニュースアジアが23日に報じた。中国では新型ウイルスの発生地である武漢で移動禁止措置が講じられたほか、近郊の地方自治体でも交通機関や公共機関の利用を制限する動きが広がっている。湖北省の学校では春学期の始業が先送りされた。

  中国国家衛生健康委員会によれば、22日時点で確認されている新型コロナウイルス感染者は571人。中国メディアの財新によれば、最終的な感染例は6000件を上回る可能性がある。財新は武漢市内にある複数の主要病院に勤務する匿名の医師らの推計として報じた。

  世界保健機関(WHO)は22日、今回の新型ウイルス感染拡大について、「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」に該当するかどうかの判断を先送り。23日に再び会合を開き、戦略を決めるとした。

  WHOのテドロス・アダノム・ゲブレイェスス事務局長は記者説明会で、「状況は刻々と変化しており、複雑だ」とした上で、「事を進めるにはより多くの情報が必要だ」と語った。

Threat Widens

Coronavirus has spread from China to at least seven other locations

Sources: National and municipal health authorities

原題:China Expands Travel Curbs as Singapore Reports Virus Case (3)(抜粋)

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