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債券小幅安、過度のリスク回避修正で売り-流動性供給入札は無難通過

更新日時

債券相場は小幅安。新型肺炎の感染拡大懸念を背景とした過度のリスク回避が修正され、債券に売り圧力が掛かった。一方、この日に実施された流動性供給入札は無難な結果となり、相場への影響は限定された。

  • 長期国債先物3月物の終値は4銭安の152円33銭。海外金利低下の流れを引き継いで152円43銭まで上昇した後は、株式相場の反発などを背景に一時12銭安の152円25銭まで下げる場面も
  • 新発10年債利回りは前日比横ばいのマイナス0.025%、一時マイナス0.02%に上昇

市場関係者の見方

SBI証券の道家映二チーフ債券ストラテジスト

  • 全体的に金利が下がりやすい外部環境にはなっているものの、リスク許容度が低いため、益出しの動きが出やすい
  • フラットニング(平たん化)のポジションを外して中期に退避させるなど、日替わりで利回り曲線のでこぼこを修正している感がある
  • 流動性供給入札ではいったん外したポジションを中期に入れ替えた可能性も
長期国債先物3月物の日中取引推移

流動性供給入札

  • 対象は残存期間1年超5年以下
  • 投資家需要の強弱を反映する応札倍率は4.07倍と、前回の同年限入札の3.86倍を上回る
  • 最大利回り格差は0.001%、平均利回り格差はマイナス0.001%
  • 備考:過去の流動性供給入札の結果一覧

背景

  • 東京株式相場は反発。日経平均株価の終値は0.1%高の2万3827円18銭
  • 東京外国為替市場ではドル・円相場が1ドル=109円台半ば付近で推移。前日には一時109円27銭と、9日以来の水準までドル安・円高が進行

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.125%-0.025%0.265%0.405%0.440%
前日比 横ばい 横ばい 横ばい-0.5bp-0.5bp 横ばい
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