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豪州:12月の失業率5.1%に改善、利下げ観測後退-豪ドル上昇

更新日時
  • 雇用者数2万8900人増、予想の3倍近い伸び-失業率は予想下回る
  • フルタイム雇用者数が300人減、パートタイムは2万9200人増

オーストラリア統計局が23日発表した昨年12月の失業率は5.1%と、エコノミスト予想の5.2%を下回った。前月は5.2%だった。景気の弱さにもかかわらず、労働市場が持ちこたえていることが示されたことで、豪ドルは上昇。トレーダーの間で利下げ観測が後退した。

  12月の雇用者数は全体で前月比2万8900人増となり、増加幅はエコノミスト予想の1万人を大きく上回った。内訳はフルタイム雇用者数が300人減、パートタイム雇用者数は2万9200人増だった。労働参加率は前月と同じ66%。

  統計局によれば、森林火災でニューサウスウェールズ州とビクトリア州、オーストラリア首都特別地域(ACT)で「データ収集に混乱」が生じた。

Unemployment falls again on steady participation and solid job gains

  ブルームバーグのエコノミスト、ジェームズ・マッキンタイア氏は「労働市場の強さが持続しており、オーストラリア準備銀行(中央銀行)が2月の会合で金利を据え置く可能性は高まっている」と指摘。「これまでの金融緩和の効果が経済に浸透する中、堅調な雇用データを受けて、干ばつや森林火災などの影響を見極める上で若干の余地が豪中銀には生じている」と分析した。

  豪ドルは統計発表を受けて上昇し、シドニー時間午後1時57分(日本時間午前11時57分)現在は1豪ドル=0.6876米ドル。一時06879米ドルを付けていた。 

原題:Australian Unemployment Drop Spurs Pullback in Rate Cut Bets (2)Australia’s Unemployment Rate Unexpectedly Falls to 5.1% in Dec.、Australian Employment Rose 28,900 in Dec.; Est 10,000 Gain(抜粋)

(エコノミストのコメントや豪ドル相場などを追加して更新します)
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