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ファーウェイCFOの身柄引き渡し審理、詐欺罪が争点-カナダ検察

  • 争点は経済制裁違反ではなく詐欺罪に当たるかどうか-検察官
  • カナダはイランに制裁を科しておらず違法ではないと弁護側は主張

中国の通信機器メーカー、華為技術(ファーウェイ)の孟晩舟最高財務責任者(CFO)の米国への身柄引き渡しの可否を巡る審理で、カナダの検察当局は22日、身柄引き渡しを要求し、米国の訴因を明快な詐欺罪だと説明した。

  ロバート・フレーター検察官は審理3日目となる同日、バンクーバーの裁判所で、本件に関する検察側の主張は「複雑な理論」ではないとした上で、「経済的な不利益をもたらすリスクのある銀行サービスを受けるために銀行を欺くのは詐欺罪に当たる」と論じた。

  また同検察官は、本件の争点は対イラン経済制裁違反ではなく詐欺罪に当たるかどうかだと説明した。

  米国は、孟CFOがHSBCホールディングスに対し虚偽の説明をしイランへの米制裁に違反する取引を決済させたとして、銀行詐欺罪などの罪で起訴している。弁護側は今週初め、カナダはイランに制裁を科しておらず、HSBCによる取引はカナダでは違法とはみなされないため、双罰性の要件に該当しないと主張していた。

Huawei CFO Meng Wanzhou Appears At Court For Extradition Hearings

ファーウェイの孟晩舟CFO

写真家:ダリル・ダイク/ブルームバーグ

原題:
Huawei CFO’s Extradition Case Isn’t So Complex, Say Prosecutors(抜粋)

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