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1月22日の海外株式・債券・為替・商品市場

更新日時

欧米市場の株式、債券、為替、商品相場は次の通り。

◎NY外為:ドル指数低下、リスク選好鈍る-カナダ・ドル安い

  22日のニューヨーク外国為替市場では、ドルが主要通貨に対し高安まちまち。中国の武漢市が航空機の出発便運航の停止を発表し、リスク選好の動きが後退した。カナダ銀行(中央銀行)の政策姿勢がハト派に転じたことを受け、カナダ・ドルは急落。

  • ブルームバーグ・ドル・スポット指数は0.1%低下
    • 一時は下げを埋めたが、ニューヨークの午後にじり安となった
  • 新型コロナウイルスによる死者は少なくとも17人に達し、中国当局は感染拡大を封じ込めるため対策を強化。武漢市はバスと地下鉄、フェリー、長距離バスを含む公共交通機関も停止する
    • 世界保健機関(WHO)は同ウイルスの感染拡大が「国際的に懸念される公衆衛生上の緊急事態」かどうかの判断を先送り
  • カナダ・ドルは米ドルに対し下げて年初来安値
    • ニューヨーク時間午後4時59分現在、1米ドル=1.3135カナダ・ドル
    • カナダ中銀の政策発表直後には1.3153カナダ・ドルで日中安値をつけた
  • ユーロはドルに対して0.1%高の1ユーロ=1.1093ドル
    • 米国とフランスがデジタル課税の世界的な枠組みで合意したと、ルメール仏経済・財務相が明らかにした
  • ドルは対円でほぼ変わらずの1ドル=109円84銭
    • ドルの日中高値は110円10銭
  • ポンドはドルに対し続伸、0.7%高。英企業景況感を示す指数が材料視された

原題:Dollar Mixed; Loonie Leads Losses After BOC Meeting: Inside G-10(抜粋)

◎米国株・国債・商品:S&P500小反発、感染拡大懸念で上値重く

  22日の米株式市場では、S&P500種株価指数とナスダック総合指数が小反発。中国発の新型ウイルスの影響がいずれは経済成長を鈍化させるとの懸念が広がり、相場の変動は比較的大きかった。

  • 米国株はS&Pとナスダック小反発、ダウは続落
  • 米国債は上昇-10年債利回り1.77%
  • NY原油は7週間ぶり安値-感染拡大による需要減退懸念
  • NY金先物は続落-パラジウム反発、中国の対応で懸念後退

  S&P500種は終値ベースで0.1%未満の上昇にとどまった。中国当局が対策に乗り出しているものの、ウイルス感染拡大への懸念から上値は重かった。一方でテクノロジー株は堅調だったほか、一部企業の決算を好感した買いも見られた。IBMは4カ月ぶりの大幅高。前日の取引終了後に発表した10-12月決算で、売上高が市場予想を上回った。

  S&P500種は前日比0.1%未満上げて3321.75。ダウ工業株30種平均は9.77ドル(0.1%未満)下げ、29186.27ドル。ナスダック総合指数は0.1%上昇した。米国債は上昇。ニューヨーク時間午後4時59分現在、10年債利回りは1ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)低下し、1.77%。

  株式相場が最高値圏で推移する中、投資家は相場の勢いを妨げかねない動きに注意を払っている。BNYメロン傘下ロックウッド・アドバイザーズの最高投資責任者、マット・フォレスター氏はウイルス感染拡大問題について、「経済成長を損なう可能性が危惧されている。通商対立を受けて既に揺らいでいる世界の金融市場に、この問題が悪影響を及ぼし続ける事態が懸念される」と述べた。

  ニューヨーク原油先物相場は続落し、7週間ぶりの安値。市場が既に供給過多の状況にある中、新型ウイルスの感染が中国内外で拡大すれば需要が損なわれるとの懸念が強まった。ニューヨーク商業取引所(NYMEX)のウェスト・テキサス・インターミディエート(WTI)先物3月限は、1.64ドル安の1バレル=56.74ドル。中心限月はこの日から3月限に交代した。ロンドンICEの北海ブレント3月限は1.38ドル安の63.21ドル。

  パラジウムのスポット相場は反発。中国当局が新型ウイルスの感染拡大阻止に動いていることから、経済への悪影響に対する投資家の懸念が和らいだ。ニューヨーク時間午後1時43分現在は、2.5%高の1オンス=2462.75ドルで推移している。前日は5.6%安と、昨年8月1日以来の大幅安となっていた。ニューヨーク商品取引所(COMEX)の金先物2月限は続落。0.1%安の1オンス=1556.70ドル。

原題:Stocks Edge Higher in Choppy Trading; Oil Sinks: Markets Wrap(抜粋)

Oil Sinks to 7-Week Low Amid Growing Viral Threat to Fuel

Demand(抜粋)、PRECIOUS: Palladium Rebounds as Virus Concerns Ease; Golds Slips(抜粋)

◎欧州債:イタリア債が下げ埋める、ディマイオ氏が五つ星党首を辞任

  22日の欧州債市場でイタリア債が上昇。利回りが一時8ベーシスポイント(bp、1bp=0.01%)上昇する場面もあったが、同国のディマイオ外相が「五つ星運動」の党首を辞任したと伝えられると、低下に転じた。

  • イタリア債とドイツ債とのイールドスプレッドは1bp縮小した。一時は170bpと、12月27日以来最大に拡大していた
  • ドイツ債は小幅高。準中核国債の大半は中核国債のパフォーマンスを上回った
  • 英国債はほぼ変わらず。1月の企業景況感を示す指数が市場予想を上回り、英国債は一時の上げを失った。短期金融市場が織り込む今月末の利下げ幅は13bp、前日は16bpだった
  • ドイツ10年債利回りは1bp下げてマイナス0.26%、英10年債利回りは変わらずの0.63%、イタリア10年債利回りは3bp下げて1.35%
  • ユーロ参加国の国債利回りとスプレッドの一覧はこちらをクリックしてください

原題:Italian Bonds Erase Loss, Bunds Rise; End-of-Day Curves, Spreads(抜粋

(NY外為と米国株・国債・商品を更新します)
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