コンテンツにスキップする

UBSやモルガン・スタンレー、アジアの投資銀バンカーの賞与を削減

  • UBS、日本除くアジア投資銀部門ボーナス総額は約14%減-関係者
  • 上級職に最大の打撃、主要銀行全体で9-12%減少

モルガン・スタンレーUBSグループなど世界の銀行は、アジアの投資銀行部門バンカーのボーナスを減らしている。案件の減少が背景にあり、上級職の行員が最大の打撃を受けていると、事情に詳しい関係者が述べた。

  非公開情報だとして関係者が匿名を条件に述べたところによると、UBSの日本を除くアジアの昨年度分の投資銀行部門ボーナス総額は約14%減少、 モルガン・スタンレーは約9%減ったという。2019年10-12月(第4四半期)の投資銀行事業が好調だったシティグループでも約6%減ったと、事情に詳しい関係者が述べた。

  別の関係者によると、ゴールドマン・サックス・グループではボーナス総額は前年からほぼ横ばいだったが、高い実績を上げたバンカーに重点的に配分されたという。

  アジアでは中国の成長減速などが響き、M&A(企業の合併・買収)ブームが衰えつつある。ブルームバーグのデータによれば、日本を除くアジアでのM&A案件は金額ベースで9%減少した。手数料率の低下も続いていると関係者の1人が述べた。

  UBSは香港の新規株式公開(IPO)スポンサー業務が停止処分を受けたことが響き、昨年の業績がさえなかった。同行は今月、同業務の再開を認められた。

  モルガン・スタンレーは、M&A関連の手数料収入減少でアジアのボーナス原資を減らしたと、関係者が述べた。

  各銀行のメディア担当者はコメントを避けた。

  関係者によれば、主要銀行全体で、マネジングディレクターとエグゼクティブディレクターのボーナスは9-12%減。一方、バイスプレジデントはほぼ横ばい、アソシエートの多くは若干の増額だという。

原題:
UBS, Morgan Stanley Cutting Asia Investment Banker Bonuses(抜粋)

    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE