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日本株は反落、新型ウイルス感染拡大と円高-輸出や素材安い

更新日時
  • 新型ウイルスで武漢市は移動制限-WHOは「緊急事態」判断保留
  • 円は一時1ドル=109円56銭に上昇、中国・上海や香港株は大幅安

23日の東京株式相場は反落。中国で新型ウイルスによる死者が増加し、感染拡大への不安が高まった。為替相場が円高に振れて機械や化学など輸出株、原油市況安で石油関連が売られ、鉄鋼や非鉄金属の下げが大きかった。

  • TOPIXの終値は前日比13.63ポイント(0.8%)安の1730.50
  • 日経平均株価は同235円91銭(1.0%)安の2万3795円44銭
<きょうのポイント>
  • 新型コロナウイルス、中国での死者17人に増加

    • 中国当局は新型ウイルスの発生地武漢市の住民が市外に移動するのを原則禁止
    • 世界保健機関(WHO)は「緊急事態」の判断先送り
  • 中国・上海総合指数は一時3%超、香港ハンセン指数は2%超下落
  • ドル・円相場は一時1ドル=109円56銭、前日の日本株終値時点の110円04銭から円が上昇

 

Inside the Tokyo Stock Exchange As Japanese Shares Rebound

東証

Photographer: Kiyoshi Ota/Bloomberg

  野村証券投資情報部の若生寿一エクイティ・マーケット・ストラテジストは、「新型ウイルスは感染拡大などの情報が小出しで続いており、いつ大きな被害が出てくるかと投資家を疑心暗鬼にさせている」と指摘。中国で移動制限も出てきたことから、「訪日中国人による春節消費をあてこんだ日本などにマイナス」と話した。

  中国・上海総合指数が一時3.1%安、香港ハンセン指数は同2.2%安と大幅に反落したため、日本株も終始売り圧力にさらされた。日経平均は一時前日比252円(1.1%)安の2万3779円まで下落。若生氏は25日移動平均線(22日時点で2万3816円)あたりが下値のめどとみて「きょうは足場を固める展開」を見込んでいた。

23日は反落
  • 東証1部33業種では海運、鉄鋼、非鉄金属、空運、鉱業、石油・石炭製品が下落率上位
  • その他金融は上昇
  • 東証1部売買代金は1兆9516億円と4日連続で活況の目安とされる2兆円を下回った
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