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東芝子会社の架空取引、別の上場2社も関連と報道-株価急落

更新日時
  • ネットワン株は約9年ぶり下落率、日鉄ソリューションズは7.9%安
  • 両社は昨年12月に特別調査委設置、実在性確認できない取引の疑いで

東芝の連結子会社、東芝ITサービスで発覚した架空取引にネットワンシステムズ日鉄ソリューションズが関わっていたと日経新聞電子版が22日、複数の関係者の話として報じた。製品などのやり取りが存在せず、帳簿などの上で資金のみを回す「循環取引」があったとみられるという。

  報道を受けて2社の株価は急落し、ネットワンは一時前日比16%安の2452円と2011年3月15日(19%)以来の下落率を記録した。日鉄ソリューションズも7.9%安の3480円まで売られ、下落率の大きさは17年7月28日(11%)以来。

  ネットワン広報担当者の柏木彬宏氏はブルームバーグ・ニュースの取材に対し、「事実関係を確認中」と説明した。日鉄ソリューションズの広報・IR担当者は、昨年12月に設置した特別調査委員会の調査結果を踏まえ、今後の対応を検討していくと述べた。

  ネットワンと日鉄ソリューションズは、実在性が確認できない取引の疑いがあるなどと国税当局から指摘を受けたとし、特別調査委員会を設置すると昨年12月13日に発表していた。

  ネットワンでは特別調査委の結果受領まで時間を要する見込みとし、第3四半期の決算発表日を30日から2月13日に延期すると21日に発表。日鉄ソリューションズは2月6日に第3四半期決算の発表を予定している。

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    ネットワンと日鉄ソリュ株の日中足
(株価情報を更新し、日鉄ソリューションズの回答を追記)
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