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レバノンで新内閣発足、前政権退陣から3カ月-政治不信の抗議続く

レバノンでディアブ元教育相を首班とする新内閣が21日発足した。汚職のまん延に抗議する大規模な反政府デモが約3カ月前にハリリ前政権を退陣に追い込み、経済は打撃を受けている。

  ディアブ首相率いる20人の新閣僚メンバーは、過去数十年で最悪の金融・経済危機に対応するため迅速に行動する必要がある。抜本的な政治改革を求めるデモが数カ月にわたって続く中、景気悪化には拍車がかかり、同国が初めてデフォルト(債務不履行)に陥るのではないかとの懸念が浮上している。

  ディアブ首相はこの日、1カ月余り前に首相に指名された際に表明した、危機脱出に向けた政権作りをあらためて国民に約束。汚職撲滅や選挙法改正といったデモ参加者の主な要求を満たすために取り組むと説明した。ただ、この日も首都ベイルートなどでは政治不信の抗議デモが見られた。

  ベイルートではここ数日、デモ隊が暴徒化、銀行などが襲撃された。治安部隊は催涙ガスや放水砲で応戦し、数百人が負傷する事態となっていた。

原題:
Lebanon Gets New Government After Three Months of Protest(抜粋)

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