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長期・超長期金利が2週間ぶり低水準、リスク回避の買いーフラット化

更新日時

債券相場は上昇。長期・超長期債利回りは約2週間ぶりの水準に低下した。新型ウイルスの感染拡大への警戒感から株安・円高が進み、リスク回避の買いが強まった。超長期ゾーンを中心に金利低下が大きくなり、利回り曲線はフラット(平たん)化した。

  • 新発10年債利回りは前日比2ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.025%と、8日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは0.27%、新発30年債利回りは0.41%、新発40年債利回りは0.44%と、いずれも約2週間ぶりの低水準
  • 長期国債先物3月物の終値は25銭高の152円37銭。午後に株価が下げ幅を拡大すると、一時152円39銭まで上昇

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 株式相場の下げ拡大が効いて先物に買いが強まり、長期・超長期債利回りも一段と低下した
  • 新型ウイルスの影響に対する警戒感や、影響は限定的とみていても、中国株に強気だった投資家は春節休暇前に利益確定の売りを出しやすい
  • 海外勢にとって10年債は米国債対比で妙味が落ちており、マイナス金利がどんどん深くなるとは思わない
  • ただ、国内勢は外債投資が減っており、10年金利がマイナスならプラス金利の超長期債に資金が滞留する発想になりやすい
長期国債先物3月物の日中取引推移

日銀オペ

  • 残存5年超10年以下、10年超25年以下、25年超の買い入れ額はいずれも据え置き。20年物は新発171回債が対象外、170回債は対象に入る
  • 応札倍率はいずれの年限も前回に比べて低下
  • 野村証券の中島氏
    • 残存5-10年の結果は午前の水準に比べて若干強め
  • 備考:過去の日銀オペの結果一覧

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.135%-0.125%-0.020%0.270%0.415%0.440%
前日比-1.0bp-1.5bp-1.5bp-2.5bp-2.5bp-3.0bp
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