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新型コロナウイルス拡大、中国経済見通しにリスク-野村とUBS

  • サービス部門中心に下向き圧力強まると野村-SARSの例踏まえ
  • 第1、2四半期に成長回復との予想に下振れリスクも-UBS

野村ホールディングスとUBSグループは、アジアに感染が広がりつつある中国発の新型コロナウイルスを封じ込めることができなければ、中国経済見通しへのリスクになると警告している。

  潜在的な影響を測るガイダンスとして2003年の重症急性呼吸器症候群(SARS)流行を引き合いに、UBSはリポートで「歴史は繰り返さないが、韻を踏む」と指摘。野村は17年前を基にすると「サービスセクターを中心に中国の成長に下向きの圧力が強まる」と分析した。

China's stock market hasn't kept up with global role

  UBSの汪涛、張寧両エコノミストはリポートで、中国人にとって旅行シーズンピークの春節(旧正月)を迎えることに触れ、「病気拡散を複雑化しかねず、とてつもない難題だ」と指摘。

  新型コロナウイルスによる「肺炎を短期に封じ込められなければ、中国の小売りと観光、ホテル・ケータリング、旅行活動は第1四半期と第2四半期初めを中心に打撃を受ける公算が大きい」とみられ、両四半期に成長が持ち直すとのUBSの予想は下振れリスクにさらされることになるとコメントした。

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原題:As Coronavirus Spreads, Economists Run the Numbers on China (2)(抜粋)

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