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旅行業界がウイルス感染予防策強化、機内に防護服装備する航空会社も

  • サンフランシスコからムンバイまで各地の旅行業界は厳戒態勢
  • 春節連休の中国人大移動、新型コロナウイルスの感染拡大懸念強まる

旅行業界は中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスへの感染予防策を強化している。航空会社少なくとも1社は客室乗務員用に防護服を機内に装備し始めた。

  中国の習近平国家主席は、人口1100万人の都市武漢で初めて感染が確認されて以来各地に広がる新型ウイルスの感染拡大を阻止するよう断固たる取り組みを命じた。武漢市は現在、厳重な検査を実施しており、航空機や列車などの利用者で発熱などの症状が見られる場合は搭乗・乗車を止めている。

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ハノイのノイバイ空港の到着ホールで使用されている発熱監視装置(1月21日)。

フォトグラファー:Hoang An / AFP via Getty Images

  香港のキャセイパシフィック航空は、健康状態の申告書を配布し、武漢からの旅行者向けに搭乗ゲートでマスクと消毒用ティッシュを提供すると発表。シンガポールのチャンギ空港は22日以降、武漢から到着した乗客だけでなく、中国からの全ての乗客に対する監視を強化する。

  問題を複雑にするのは、24日から始まる中国の旧正月(春節)連休で、その間に延べ30億人の移動が見込まれている。

他国の対応:

  • ムンバイのチャトラパティ・シバジ・マハラジ空港は、監視策強化を発表した。
  • 米国のニューヨークとロサンゼルス、サンフランシスコの空港は17日に新型コロナウイルスの検査を開始。
  • 大韓航空は機内に防護服を装備し、武漢に向かう飛行機の消毒を毎月ではなく毎日実施する計画。韓国では20日に新型コロナウイルスの初の感染例が確認された。
  • 日本の安倍晋三首相は検疫や検査を強化すると表明。

原題:
Plane Crews Don Hazmat Suits as Virus Precautions Step Up (1)(抜粋)

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