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IBMの昨年10-12月期売上高、予想上回る-クラウド好調で増収

IBMが21日発表した昨年10-12月(第4四半期)の決算では、売上高がアナリスト予想を上回った。ハイブリッド・クラウド市場への進出が徐々に成果を上げ始めており、5四半期連続の減収に歯止めがかかった。

  IBMの発表資料によると、10ー12月期の売上高は218億ドル(約2兆3900億円)で、前年同期比で0.1%近く増加した。ウォール街のアナリスト予想平均は216億ドルだった。

  この増収はIBMが昨年7-9月(第3四半期)に完了したレッドハット買収に起因するもので、クラウドおよびコグニティブ・ソフトウエア部門は前年同期比8.7%増加した。全体のクラウド収入は68億ドルで、過去最高を記録した。

  ジニ・ロメッティ最高経営責任者(CEO)は企業がプライベートクラウドと複数のパブリックのサーバーにデータを蓄積できるハイブリッドクラウドの市場に会社の未来を託している。IBMはこの戦略を本格的に始動するため、2018年に340億ドルを投じてレッドハットを買収した。同社は レッドハットを利用し、ハイブリッドクラウドで強化されたセキュリティーサービスとアプリケーションを提供する計画。

  レッドハットは10ー12月期の売上高に10億ドル貢献したが、米会計基準の下では5億7300万ドルの計上しか認められなかった。IBMの1株利益は一部費用を除いたベースで4.71ドルで、アナリスト予想平均の4.69ドルを上回った。20年通期1株利益は調整後ベースで少なくとも13.35ドルになるとの見通しを示した。ウォール街のアナリスト予想平均は13.29ドルだった。

原題:
IBM Beats Estimates, Ekes Out Revenue Growth on Cloud(抜粋)

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