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UBS、19年の目標未達成-10-12月はウェルスマネジメント資金流出

  • 利益とコスト効率、増配率の目標を引き下げ
  • 10-12月期の純利益は7億2200万ドル-自行集計見通し上回る

スイスの銀行UBSグループは2019年に主要な利益率とコスト目標を達成できなかった。最重要事業であるウェルスマネジメント部門の新しい共同責任者となったイクバル・カーン氏の課題が浮き彫りになる。

  UBSは利益とコスト効率、増配率の目標を引き下げた。ウェルスマネジメント事業では予想に反し資金が流出した。

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セルジオ・エルモッティCEO

  セルジオ・エルモッティ最高経営責任者(CEO)は積極的にコストを減らし成長を求める投資家からの圧力を受けて目標を18年10月に変更していたが、これを反転させ目標を引き下げた。同CEOはウェルスマネジメント立て直しのために昨年10月にカーン氏を採用した。

  

Shares of UBS have trailed those of Credit Suisse over the past year

  CET1(普通株式等ティア1)比率は12.4%と、19年目標としていた15%を下回った。同行は12-15%という目標の達成時期を20〜22年に先送りした。

  収入に対するコスト比率(調整後)は78.9%。目標は77%だった。新たな目標は75-78%。年間の増配率は、1桁台後半とする目標を撤回した。

  昨年夏に国内同業のクレディ・スイス・グループを去ったカーン氏はUBSで、トム・ナラティル氏と共にウェルスマネジメント事業の立て直しに取り組んでいる。改革の一環として、超富裕層向け部門の解体や顧客向けローン承認の迅速化、欧州・中東・アフリカ向け事業の分割と約500人の削減などを実施している。

  10-12月期の純利益は7億2200万ドルと、自行集計見通しの6億8200万ドルを上回った。ウェルスマネジメント事業の税引き前利益も予想より良かった。

原題:UBS Misses Key Profit Target in Challenge to Iqbal Khan OverhaulUBS Misses Key Targets in Challenge to Iqbal Khan Overhaul (1)(抜粋)

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