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中国の新型ウイルス、新たな段階入り-厳重予防の医療従事者も感染

  • 医療従事者15人が感染、1人重篤-新華社通信
  • 中国が新型ウイルス拡大を抑えることができないとの警戒感も

中国湖北省武漢市で発生した新型コロナウイルスによる肺炎は深刻さを伴う新たな段階に入った。複数の医療従事者が感染し、新型肺炎による死者も4人に増えた。

  医療従事者への感染拡大は、新型ウイルスが従来考えられていたよりも容易に感染することを示唆している。リスク水準が上がり、17年前に流行して約800人が死亡した重症急性呼吸器症候群(SARS)を想起させる。

  春節(旧正月)の連休中には多くの中国人が国内各地や世界に足を運ぶとみられ、中国が新型ウイルスの拡大を抑えることができないとの警戒感が高まっている。

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武漢市の病院に患者を搬送する医療関係者(18日)

  オーストラリア国立大学医学部のサンジャヤ・セナナヤケ准教授は「混乱を引き起こしている今回のウイルスによるリスクは増大している。異なる国に広がっており、人から人へとより容易に感染し得ることを目の当たりにしつつあるからだ」と指摘。

  SARSとの比較では「現時点で良い要因は低い致死率だろう」と述べた。

Pneumonia Threat Widens

Novel coronavirus cases, first detected in central China, have emerged in Japan, Thailand and South Korea

Sources: National and municipal health authorities

  国営新華社通信によれば、医療従事者15人が感染し、1人が重篤となっている。武漢市では医療従事者間の感染を最小限にすべく厳重な予防措置が取られていたため、医療関係者への感染は特に懸念材料と考えられる。

Toll of Asia’s Viruses

The most deadly viruses emerged from human contact with live animals

Sources: World Health Organization, Centers for Disease Control and Prevention

原題:
China Virus Enters Heightened Phase With Health Workers Sick (1)(抜粋)

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