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ドル・円が下落、米金利低下や株安受けー3営業日ぶり109円台後半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は下落。中国での新型肺炎の拡大などを受けた株安や米金利低下をきっかけにドル売り・円買いが強まった。

  • ドル・円は午後3時22分現在、前日比0.2%安の109円97銭。朝方に日中高値の110円22銭までドルが買われるも、午前10時過ぎからは下落基調が鮮明となり、一時は16日以来の安値109円90銭を付けた       
  • ユーロ・ドルはほぼ変わらずの1ユーロ=1.1095ドル。ユーロ・円は0.2%安の1ユーロ=121円99銭

ドル・円は堅調地合いも一時急落

市場関係者の見方

    ずほ証券の鈴木健吾チーフFXストラテジスト

    • 米金利が午前10時前から急落したのをきっかけに内外株とドル・円が追随した
    • きょうの注目点はダボスでのトランプ米大統領の発言。イランや中国への強硬策に言及ならリスクオフ的になるが、自身の弾劾裁判を控えてポジティブな成果を強調する可能性も
    • 今後のリスクは大幅な株価調整。米株には過熱感が出ており、米企業決算後の来月初めからが要注意か

    バークレイズ証券の門田真一郎チーフ為替ストラテジスト

    • トランプ発言は今夜の演説や各国首脳との会談などの場で要注意だ
    • ただ、世界経済の見通し改善を背景としたリスクオンの中での円安基調というトレンドが変わったわけではない。ドル・円は今後もしばらく底堅く推移しそうだ
    • 日銀は金融政策の据え置きに加え、展望リポートの変更内容も想定の範囲内。世界的に中央銀行の政策対応が注目を浴びる状況ではなく、日銀は今後も動かなくて済むだろう

    背景

    • トランプ大統領、ダボスでイラク大統領や欧州委員長と会談へ
    • 中国の新型肺炎、医療従事者も-人から人に感染、武漢で4人目の死者
    • リスクオフでハンセン指数とS&P500の先物下落、米国債先物は上昇
    • 日経平均株価は前日比218円95銭安で取引を終了、一時は240円安まで下落
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