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シンガポール躍進、日本とNZの凋落目立つ-イノベーション指数

  • ブルームバーグがR&D支出や製造能力など7指標を用いて分析
  • 日本は三つ、NZは五つ順位を落とす-ベトナムは3ランクアップ

2020年版のブルームバーグ・イノベーション指数で躍進が目立ったアジア勢はシンガポールとベトナムだ。対照的に日本とニュージーランド(NZ)が大きく順位を下げた。

  前年まで6年連続で首位だった韓国はドイツに抜かれ2位に後退したが、シンガポールは3位への返り咲きを果たした。

ドイツが韓国抜き首位、日本は10位圏外に後退-イノベーション番付  

  8年目となるブルームバーグ・イノベーション指数は研究開発(R&D)支出や製造能力、ハイテク上場企業の集中度など7指標を使い数十の基準で各国・地域を分析した。

The Race is On

Asia-Pacific holds five spots in top 20 of 2020 Bloomberg Innovation Index

Source: Bloomberg; International Labour Organization; International Monetary Fund; World Bank; Organisation for Economic Cooperation and Development; World Intellectual Property Organization; United Nations Educational, Scientific and Cultural Organization

  スタンダードチャータードのチーフエコノミスト、デービッド・マン氏(シンガポール在勤)はシンガポールへの高評価について、人口高齢化対応への長期の集中的取り組みや生産性向上につながるより逼迫(ひっぱく)した労働市場を裏付けると指摘。シンガポールは「さまざまな産業でさらなる自動化の活用」が予想され、金融などの業界で「実験を行う用意」があるとの見方を示した。

  ブルームバーグ・イノベーション指数が始まった13年に首位だった米国は、順位を一つ落とし9位。中国は一つランクを上げ15位となった。  

  アジア太平洋地域の多くの先進国が順位を下げた。日本は三つ、オーストラリアは一つランクを落とした。NZは五つ順位を下げ、20年版指数で最も大きく後退した。一方、ベトナムはシンガポールと同じく三つ順位を上げた。昨年初めてランクインしたベトナムは20年版では57位と評価された。

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  21-24日に開催される世界経済フォーラム(WEF)年次総会(ダボス会議)では、イノベーションが重要テーマの一つとして取り上げられる。

原題:Singapore Leaps in Innovation Index Amid Mixed Picture in Asia(抜粋)

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