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中国株に先行き楽観論強まる-投資家は数年ぶりの強気姿勢

  • レバレッジはほぼ2年ぶりの高水準、外国人からの買い注文持続
  • アナリストは大型株に関して2014年後半以来で最も強気に

中国株式市場ではここ数年見られなかったほどに投資家の信頼感が高まっており、トレーダーはレバレッジを増やし、ファンドに資金が流入している。

   証拠金債務は1兆元(約16兆円)の大台を突破し、2018年2月以来の高水準に達した。私募ファンドの株式ポジションは15年初め以来の高水準で、外国人からの買い注文は昨年12月の記録的な流入の後、今月も続いている。ブルームバーグの集計データによると、アナリストは大型株に関して14年後半以来で最も強気だ。

High Opinions

Analysts are increasingly bullish on CSI 300 stocks

Source: Bloomberg

  昨年は前半に大きく上昇した後、米中貿易戦争のエスカレートを受けて伸び悩んでいたが、ここにきて両国貿易交渉の第1段階の合意が投資家心理を後押し。経済には安定化の兆候が見られる中、株価は24日に始まる旧正月(春節)の連休後も上昇を続けるとの楽観論がある。

  順調な資金流入を追い風に、上海総合指数は昨年11月の安値から約8%近く上昇し、世界の主要株価指数の中で屈指のパフォーマンスだ。

  キーワイズ・キャピタル・マネジメント(香港)のポートフォリオマネジャー、レイモンド・チェン氏は「状況は全てポジティブな様相で、われわれはA株にかなり楽観的だ」とコメント。同氏のファンドは昨年11月以降、株式配分を上限としており、「春節連休前は株式ポジションを堅持し、短期的な下げがあれば、もう少し追加するよう勧める」と述べた。

大きな賭け

  中国の投資家によるレバレッジ拡大は強気のシグナルと見なされる。1兆400億元の証拠金債務は5年間の平均にすぎず、15年のバブル期に付けた水準の半分未満であることから、レバレッジ拡大余地があることが示されている。

China traders send margin debt to the highest level since February 2018

原題:
Investors Haven’t Been This Bullish on China’s Stocks for Years(抜粋)

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