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ハッセンスタブ氏のグローバル債券ファンド、再び30億ドル失う

花形運用者のマイケル・ハッセンスタブ氏が運用するグローバル債券ファンドは、運用資産が2四半期連続で30億ドル(約3300億円)減少した。損失を出していた投資で見直しを行ったものの、資産の減少は止まらなかった。

  「テンプルトン・グローバル・ボンド・ファンド」の純資産総額は2019年10-12月(第4四半期)に269億ドルと、従来の300億ドルから減少。届け出で明らかになった。7-9月(第3四半期)にも同様の規模で減少していた。

Templeton Deepens Bearish Treasury Bet and Wall Street Divide

マイケル・ハッセンスタブ氏

写真家:クリストファー・グッドニー/ブルームバーグ

  ハッセンスタブ氏は8月に同氏最大の投資2種で痛手を負い、逃避通貨への移行を発表していた。巨額保有していたアルゼンチン資産が同国のデフォルト(債務不履行)によって急落したほか、米債券のショートポジションは利回りの低下によって打撃を受けた。

  かつて運用資産が現在の2倍を大きく上回り、パフォーマンスでトップにつけていた同ファンドはパッシブ投資の台頭にも押されている。テンプルトンの旗艦債券ファンドである同ファンドの昨年の成績はプラス0.6%と、競合ファンドのほぼ90%を下回った。米国債のリターンは6.9%だった。

Templeton's flagship bond fund has more than halved in five years

原題:
Michael Hasenstab’s Global Bond Fund Loses Another $3 Billion(抜粋)

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