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話題株:建設株9割上昇、蚊帳の外から変化-前田道路の再編期待波及

  • 日本道路やNIPPOが急伸、建設株は値上がり顕著
  • 特殊な業界環境が崩れた動きと市場は解釈-三菱モルガン・鮎貝氏

20日の東京株市場で日本道路は一時9.8%高の7050円に急伸した。道路関連株が大幅高となり、NIPPOは同12%高の2707円まで上げた。前田建設工業が前田道路への株式公開買い付け(TOB)に踏み切り、建設業界にも業界再編が本格化するのではないかとの期待が高まっている。

前田建が前田道路へTOBを強行はこちらをご覧ください

  株式市場では、親子上場の解消が建設業にも波及したとの見方がある。三菱UFJモルガン・スタンレー証券の鮎貝正弘シニア投資ストラテジストは、建設業界は地域色が強く、大手から下請け、孫請けへと上下関係のピラミッド構造が出来上がっていたため、「これまでは業界再編の動きからは蚊帳の外だった」と話す。

  道路関連だけでなく、中小型の建設株も上昇。午後2時27分現在で建設株指数を構成する約9割が値上がりし、東証33業種別の指数は建設が1位になった。上場子会社やコーポレート・ガバナンスを巡る問題が意識される中、企業による選択と集中の動きは増える可能性がある。鮎貝氏は前田道路のTOBは「建設業界の業界構造が崩れてきた新しい動き。道路株だけでなく中堅建設株も含め、特殊な構造が変わるかもしれないと、マーケットは解釈し始めた」と述べた。

急伸

  

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