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きょうの国内市況(1月20日):株式、債券、為替市場

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●日本株は続伸、世界景気の回復期待と円相場安定-輸出や建設高い

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  東京株式相場は続伸。米国の住宅着工件数が急増して景気に対する楽観的な見方が広がったほか、為替相場も直近の円安水準で推移しており、電機や自動車など輸出関連が買われた。業界再編期待で建設株も上昇。

  • TOPIXの終値は前週末比8.72ポイント(0.5%)高の1744.16
  • 日経平均株価は同42円25銭(0.2%)高の2万4083円51銭-2018年10月以来の高値

  インベスコ・アセット・マネジメントの木下智夫グローバル・マーケット・ストラテジストは、米中の実体経済がしっかりしていることが指標から確認できたとし、「外部環境の改善期待が日本株を支えている」と話した。

  米国株の最高値更新や為替相場の1ドル=110円台での安定推移に加え、「中東問題の収束と米中休戦で投資家はリスクオンに傾いている」と三井住友DSアセットマネジメントの市川雅浩シニアストラテジストは指摘した。

  • 東証33業種の上昇率1位は建設-前田建設工業が前田道路への株式公開買い付け(TOB)を発表し業界再編の思惑
    • 電機、輸送用機器、電気・ガス、機械、卸売も上位
  • 小売や食料品は下落

●債券は下落、日銀オペ結果受けて売り優勢-超長期中心に金利上昇

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  債券相場は下落。日本銀行が実施した長期国債買い入れオペの結果が弱めとなったことに加えて、超長期債を中心とする売りが相場全体を押し下げた。

  • 長期国債先物3月物の終値は前週末比8銭安の151円94銭で安値引け。朝方は小高く推移したが、徐々に伸び悩み、午後はオペ結果を受けてじり安となった
  • 3月物の日中売買高は1兆940億円と、中心限月で昨年7月以来の低水準
  • 新発10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)高い0.005%
  • 超長期債の下落が目立つ。新発30年債利回りは0.47%、新発40年債利回りは0.50%といずれも昨年11月以来の高水準

市場関係者の見方

野村証券の中島武信シニア金利ストラテジスト

  • 日銀の国債買い入れオペの結果は残存3-5年は無難だったが、1-3年はちょっと弱かった
  • 前場は日銀オペへの期待で底堅かったが、米国市場が休みで海外投資家が不在の中、マイナス金利の10年以下は売られやすい
  • 海外勢の買いが減っている中で、金利が上昇して10年がプラスになると国内勢の買いが入り、値動きが小さくなっている
  • 10年債のプラス金利が定着する中で、キャッシュつぶしの超長期債需要もはげ落ちているのかもしれない

日銀オペ

  • 残存期間1年以下、1年超3年以下、3年超5年以下が対象で、買い入れ額はそれぞれ500億円、4200億円、3400億円に据え置き
  • 応札倍率は1-3年が3.2倍と前回の2.68倍を上回り、売り圧力の強まりが示された

●ドル・円は110円前半、リスクオン地合い継続-利下げ観測でポンド軟調

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  東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=110円台前半で底堅く推移。米中貿易交渉休戦や良好な米経済指標を背景とした先週からのリスク選好の地合いが支えとなった。ただ、米国市場が休場で積極的に上値を追う動きも見られず、仲値に絡んだドル買い一巡後は小動き。ポンドは利下げ観測の高まりを背景に軟調に推移した。

  • ドル・円は午後3時12分現在、前週末比ほぼ変わらずの110円18銭。早朝に付けた110円05銭から一時110円22銭まで上昇       
  • ポンド・ドルは0.2%安の1ポンド=1.2996ドル

りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • 地合いは米株が最高値を更新しリスクオン。一方、金利は米10年で1.8%と明確に上がらない状況で、金利の観点からいくとそれほど円安にもなりにくい
  • リスクオンの地合いがどこまで続くかが焦点。株高は徐々に落ち着く可能性があり、一服のタイミングとして米決算などチェックしていきたい
  • しばらくポンドの上値は重いだろう。確実に月末利下げとは言えないが、流れとしては足元指標も弱く、利下げ期待と欧州との離脱交渉を巡る不透明感がある
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