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ドル・円は110円前半、リスクオン地合い継続-利下げ観測でポンド軟調

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=110円台前半で底堅く推移。米中貿易交渉休戦や良好な米経済指標を背景とした先週からのリスク選好の地合いが支えとなった。ただ、米国市場が休場で積極的に上値を追う動きも見られず、仲値に絡んだドル買い一巡後は小動き。ポンドは利下げ観測の高まりを背景に軟調に推移した。

  • ドル・円は午後3時12分現在、前週末比ほぼ変わらずの110円18銭。早朝に付けた110円05銭から一時110円22銭まで上昇       
  • ポンド・ドルは0.2%安の1ポンド=1.2996ドル
高値圏でもみ合い

市場関係者の見方

りそなホールディングス市場企画部の梶田伸介チーフストラテジスト

  • 地合いは米株が最高値を更新しリスクオン。一方、金利は米10年で1.8%と明確に上がらない状況で、金利の観点からいくとそれほど円安にもなりにくい
  • リスクオンの地合いがどこまで続くかが焦点。株高は徐々に落ち着く可能性があり、一服のタイミングとして米決算などチェックしていきたい
  • しばらくポンドの上値は重いだろう。確実に月末利下げとは言えないが、流れとしては足元指標も弱く、利下げ期待と欧州との離脱交渉を巡る不透明感がある

外為どっとコム総研の神田卓也調査部長

  • マーケットの環境自体はリスクオンに傾いているので、それなりに円が売られやすい地合い
  • ただ、ドル・円は8カ月ぶりの高水準なので、さすがにここから買い上がろうという人は少ない。個人投資家も110円前半から半ばにかけて売り注文を並べており、それが重しになっている可能性は高い
  • ポンドは今週発表の雇用統計などで利下げの確度を探りに行く展開で、売られやすい。特に対ドルでは、米国の経済指標がそこそこ強いので、強弱が付きやすいペアになっている

背景

  • 17日の米株式相場は、米国や中国の良好な経済指標などを手掛かりに主要株価指数が連日で最高値を更新。米10年債利回りは1ベーシスポイント(bp)高い1.82%で終了
  • 週明けの東京株式相場も堅調で、日経平均株価は前週末比42円高で終了
  • 米キング牧師生誕記念日で祝日で、20日の株式・債券市場は休場
  • オーバーナイト・インデックス・スワップ(OIS)取引に基づく推計によると、1月30日のイングランド銀行(英中央銀行)の利下げ予想確率は70%
    • 17日発表の12月の英小売売上高(自動車燃料含む)は前月比0.6%減と予想外の大幅減となった
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