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プーチン大統領、24年の任期満了に伴う退任示唆-旧ソ連時代に戻らず

  • 2期を超える続投を禁じた規定巡る退役軍人からの質問に回答
  • 15日には議会権限強める憲法改正を提唱、大統領の任期制限も提案

ロシアのプーチン大統領は18日、大統領の在任期間について制限を維持する方が好ましいとして、指導者の任期に制約がなかった旧ソ連時代の慣行に戻ることに否定的な見解を示した。

  2期を超える続投を禁じた規定の撤廃を支持するかどうかとの質問に対し、プーチン大統領は秩序ある権力委譲を確実にすることができなくなると指摘した。同規定が撤廃された場合、プーチン氏は2024年の任期満了後も大統領の座にとどまることが可能になる。

  政府機関紙のロシア新聞によると、第2次世界大戦のレニングラード(現サンクトペテルブルク)解放を記念する式典出席のため同地を訪れたプーチン大統領は、「歴代の国家元首が生涯にわたり権力を握っていた1980年代半ばの状況に戻るのは非常に心配だ」と述べた。第2次大戦で戦った退役軍人の質問に答えた。

  プーチン大統領は15日、議会や諮問機関の国家評議会により多くの権限を与えることで後継大統領の権限を抑える抜本的な憲法改正を提唱。プーチン氏が退任後も何らかの形で権力を維持しようとしているとの臆測が高まっていた。大統領の任期について、現行の連続2期ではなく、合計で2期を超えることを禁じる計画も提案。2000年に大統領に就任したプーチン氏は08年に首相に転じ、12年に再び大統領に就いた。

原題:
Putin Says He Doesn’t Want Return to Soviet-Era Lifetime Leaders(抜粋)

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