コンテンツにスキップする

債券は上昇、株安と円高受けて超長期債中心に買い優勢

更新日時

債券相場は上昇。株式相場の下落や円高進行などリスク回避の流れを受けて超長期債を中心に買いが優勢だった。長期金利は約2週間ぶりの水準に低下した。

  • 長期国債先物3月物の終値は前日比20銭高の152円14銭。朝方は売られる場面もあったが、株価急落や円高を受けて水準を切り上げ、一時は152円19銭まで上昇
  • 新発10年債利回りは1.5ベーシスポイント(bp)低いマイナス0.01%と、8日以来の低水準
  • 新発20年債利回りは0.29%、新発30年債利回りは0.44%、新発40年債利回りは一時0.465%と、いずれも3bp以上低下

市場関係者の見方

野村証券の松沢中チーフストラテジスト

  • 金融市場が総じてリスクオフになっており、後から振り返ればこうした動きが相場の転換になることもある
  • 中国の春節入りで外国人投資家が利益確定に動いており、日本株投資も勢いを失っている
  • 相場が今後、景気後退方向に向かうのかは何とも言えないが、今夜の米国市場は注目。大きく下げるようなら流れが変わったという気になるかもしれない

東海東京証券の佐野一彦チーフストラテジスト

  • 他市場の動きの説明は全て後講釈で、さしたる理由はない
  • 唯一言えることは、債券市場では金利が上がったら押し目買い需要が出るということ
  • 40年債利回りが0.5%に達し、30年債利回りは0.5%に近づく中、超長期債には押し目買いが入りやすい
長期国債先物3月物の日中取引推移

背景

新発国債利回り(午後3時時点)

2年債5年債10年債20年債30年債40年債
-0.130%-0.110%-0.010%0.290%0.440%0.465%
前日比横ばい-1.0bp-1.5bp-3.0bp-3.0bp-3.5bp
    最新の情報は、ブルームバーグ端末にて提供中 LEARN MORE