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【債券週間展望】長期金利に上昇圧力、リスク選好や日銀会合が重し

1月第3週(20-24日)の債券市場では長期金利に上昇圧力が掛かりやすいと予想されている。足元のリスク選好の流れに加えて、日本銀行が金融政策決定会合で景気に前向きな見解を示すとの観測が出ていることが重しとなる見通し。

市場参加者の見方

◎三井住友トラスト・アセットマネジメントの押久保直也シニアエコノミスト

  • 日銀は基本的に足元のリスクオン環境の中で政策を据え置くと見込まれており、景気に関して強気の見方を示すとの観測もある
  • 米企業決算などで明るい見通しが確認されれば、市場がリスクオンに傾きやすく金利上昇圧力になりやすい
  • ただ、国内では年度末に向けた投資家の買いが入りやすい時期でもあり、利回り曲線のスティープ(傾斜)化余地は限定的
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.02%~0.02%

◎岡三証券の鈴木誠債券シニアストラテジスト

  • 今回の日銀会合では特に政策変更は予想されていない
  • 積極的な国債の買い材料は見当たらず、投資家は上値追いには慎重な姿勢を続けるだろう
  • 週内には流動性供給入札が2回予定されているが、新発利付国債入札の予定はなく、良好な需給環境が相場を支えるだろう
  • 長期金利の予想レンジはマイナス0.02~0.03%

日銀オペ予定

対象年限直近の通知額
23日5-10年3500億円
10-25年1000億円
25年超300億円

流動性供給入札

年限発行予定額
22日5-15.5年6000億円程度
24日1-5年4000億円程度

主な材料

  • 21日:日銀金融政策決定会合の結果と経済・物価情勢の展望(展望リポート)発表
  • 21日:黒田東彦日銀総裁の定例会見(午後3時半)
  • 23日:欧州中央銀行(ECB)の政策決定会合
  • 24日:12月の全国消費者物価指数
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