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四国電伊方原発の運転差し止め仮処分を決定-株価は8%超下落

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Ikata nuclear power plant. Photo by Kyodo News via Getty Images
Ikata nuclear power plant. Photo by Kyodo News via Getty Images Photographer: Kyodo News/Kyodo News Stills
Ikata nuclear power plant. Photo by Kyodo News via Getty Images
Photographer: Kyodo News/Kyodo News Stills

広島高裁が四国電力伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の運転を差し止める仮処分決定をしたと四国電が17日、発表した。同社は「極めて遺憾で、到底承服できるものではない」とし、速やかに不服申し立ての手続きを行う方針だ。

  同高裁の決定は同原発の50キロ圏内に住む山口県の住民3人が申し立てた仮処分の即時抗告審で出されたもの。住民側は、地震や火山の噴火などに対する安全性が欠けるとして同3号機の運転停止を求めていた。

  高裁決定を受けて四国電の株価は一時前日比8.5%安と、2017年12月以来約2年ぶりの日中下落率を記録。同6%安の957円で取引を終えた。同3号機(出力89万キロワット)は定期検査のため昨年12月から停止しており、4月27日の検査終了を計画していた。

  脱原発弁護団全国連絡会のウェブサイト上に掲載された要旨によると、仮処分決定の効力は山口地裁岩国支部で係争中の裁判の一審判決言い渡しまでとなっている。同3号機を巡っては17年3月に住民側が山口地裁岩国支部に運転の差し止めを申し立て。19年3月に山口地裁岩国支部が申し立てを却下したことで、即時抗告していた。  

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