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ドル・円堅調、株高でリスクオンも上値追いには慎重な声-110円前半

更新日時

東京外国為替市場のドル・円相場は1ドル=110円台前半で堅調に推移した。米中の底堅い経済指標などを受けて世界的に株高が進み、リスクオンの地合いが相場を支えたが、市場関係者からは上値追いに慎重な声が聞かれた。

ハイライト
  • ドル・円は午後3時現在、前日比0.1%高の110円21銭。朝方に一時110円29銭と昨年5月23日以来の高値

ドル・円はリスクオンで堅調

市場関係者の見方

マネーパートナーズの武市佳史チーフアナリスト

  • 前日のニューヨーク市場で110円ちょうどから110円50銭程度にかけて上値を抑えていたオプションが期限切れとなり、目先は111円手前まで上値の余地が広がった
  • 株高でリスクオンの状況下、ポジティブな材料を探すよりネガティブな要因が出てこないことが相場にとって一番の燃料。中国のGDPなどもそれほど悪くはなかったことが重要だ
  • ただ、きょうは米市場の3連休を前に、リスクオンで上値をどんどん攻めていく状況ではない

三井住友銀行NYトレーディンググループの下村剛グループ長

  • 米小売売上高などの経済指標が堅調だったのを受けて米株価が最高値を更新したことが市場全体のリスクオンのドライバーに。米中通商協議で第1段階の署名が終わっても材料出尽くしの売りに押されていない

背景

  • 米株の主要3指標がすべて最高値を更新、米中の貿易合意署名と米小売売上高の増加で
  • 中国の10-12月GDPは6%増、予想通り-成長安定化
  • 日経平均株価は前日比108円高で取引を終了。アジア株もおおむね上昇
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