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バイエル除草剤訴訟で和解近い、件数大幅増-調停役ファインバーグ氏

  • 和解でカバーされる訴訟は7万5000件を超える見込み
  • 約1カ月以内の合意を「慎重ながらも楽観」-ファインバーグ氏

除草剤「ラウンドアップ」の使用が原因でがんを発症したとして米国で提起されている多数の訴訟で、ドイツのバイエルは数週間以内に和解合意に達する可能性があるが、和解でカバーされる訴訟は7万5000件を超え、同社が昨年9月に開示した数字の2倍近くになる見込みだ。裁判所に指名された調停役のケン・ファインバーグ氏が16日のインタビューで明らかにした。

  ファインバーグ氏は約1カ月以内に合意に達すると「慎重ながらも楽観」していると述べ、包括的な合意になるとの見通しを示した。バイエルは昨年第3四半期の報告書で、4万2700件のラウンドアップ関連訴訟に直面していると開示していた。同氏によると、件数は7万5000-8万5000件程度に増え、「さらに多くなる可能性」もある。どのような和解条件となるかについて言及を避けた。

  バイエルはカリフォルニア州で3件の裁判に敗訴。昨年12月、調停に委ねるため一部の裁判延期に同意した。1、2月に審理が始まる予定だった裁判のうち少なくとも6件程度が保留となっている。

  バイエルの広報担当クリス・ローダー氏は、ファインバーグ氏が挙げた数字はまだ提訴していない人も含む「臆測に基づく推計だ」と指摘した。

原題:Bayer Roundup Deal Is Close as Claims Surge, Mediator Says (1)(抜粋)

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