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日本株は上昇、米消費堅調と半導体需要の回復期待-輸出や金融高い

更新日時
  • 12月の米小売売上高は5.8%増、TSMCは最大160億米ドル投資へ
  • 米主要3株価指数は最高値、モルガンS決算は過去最高益

17日の東京株式相場は上昇。堅調な米小売売上高と前日発表された台湾の半導体大手の好決算などから世界景気の回復期待が高まり、電機や自動車、機械、銀行や海運など景気敏感株が買われた。

  • TOPIXの終値は前日比6.72ポイント(0.4%)高の1735.44
  • 日経平均株価は同108円13銭(0.5%)高の2万4041円26銭

〈きょうのポイント〉

  • 米小売売上高、12月は全般的に堅調-前年同月比で5.8%増加
  • 1月のフィラデルフィア連銀製造業景況指数は17.0に上昇-市場予想3.8
  • 台湾積体電路製造(TSMC)の1-3月売上高見通しは102億-103億米ドル-市場予想96億米ドル
    • ことしは最大160億ドル投資-5Gスマホ普及に備え
  • 16日の米S&P500種株価指数は0.8%高で最高値更新
    • フィラデルフィア半導体株指数は1.7%高
  • モルガン・スタンレー、10-12月債券トレーディング収入が2.3倍-通期利益は過去最高

  ニッセイ基礎研究所の井出真吾チーフ株式ストラテジストは「米国の経済指標が良好で米国株が最高値を更新して投資家心理が改善、日本株も買いが優勢となった」と話した。

  日経平均は取引開始早々に一時0.8%高の2万4115円まで上げ、取引時間中の昨年来高値を更新した。しかしその後は上げ幅を縮め、終値ベースでは昨年12月の高値を超えられなかった。

  丸三証券の服部誠執行役員は「EPSが上昇しない中、超低金利の金余りでPERだけが今後の業績回復を織り込み切り上がっている」と述べ、ここからは業績回復を見極める段階との見方を示した。ニッセイ基礎研の井出氏は「日経平均2万4000円は来期純利益で12ー13%程度の増益率を想定している水準だが、実際は1桁台ではないか」とみている。

日経平均は一時昨年来高値を更新
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