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商品ヘッジファンドのノースランダー、19年の成績はマイナス51%

商品ヘッジファンドのノースランダー・コモディティー・アドバイザーズは、2019年の成績がマイナス50.6%と大きく落ち込み、絶好調だった18年とは正反対のパフォーマンスとなった。

  事情に詳しい複数の関係者によれば、ウルフ・イーク氏率いるノースランダーの年間の運用成績がマイナスとなるのは12年の立ち上げ以来初めてで、運用資産は3億1000万ドル(約341億5000万円)に減少。同ファンドは天然ガスや電力、排出権取引への投資で好成績を上げたことで高い評価を得ていた。18年末時点では運用資産は5億ドル近くに上った。

  ロンドン郊外のリッチモンドを拠点とするノースランダーは、13年から18年まで毎年2桁のプラスリターンを上げ、人気ファンドとなった。特に18年は53.6%と高い成績だった。19年は大きくマイナスとなったものの、8年前の立ち上げ以降ではリターンはプラス83.6%となっている。

Going South

Northlander's commodity fund suffered its first annual decline in 2019

Source: Investor document

  ブルームバーグ・ニュースが確認した投資家宛て文書でイーク氏は、「悲惨な2019年が悲惨な形で終わった」と述べた。ノースランダーでは排出権取引へのエクスポージャーを大きく減らしてきていると、イーク氏は説明。18年には同取引への投資で大きな利益を得ていた。

  文書でイーク氏は、排出権取引に関して「ポートフォリオの構成を大幅に見直した」とし、エクスポージャーは「過去2年間よりも減っている」と説明した。

  イーク氏はコメントを控えた。

原題:
Star Commodity Hedge Fund Northlander Plunged 51% in 2019 (1)(抜粋)

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