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EUが英国に警告、アイルランド国境巡る離脱合意の履行を注視する

  • 英国とEU、北アイルランド向けの物品検査巡り見解の相違明らかに
  • フォンデアライエン委員長、英当局の物流監視は「法律」

欧州連合(EU)は、英国がEUを離脱した後も北アイルランドとアイルランドの間に物理的な国境を設けなくてもいいよう、離脱協定の履行状況を注視すると表明した。

  英国がEUと合意した離脱協定によると、英国は北アイルランドがEUの関税同盟に事実上残留することに同意した。つまり、英国の残り地域から北アイルランドに入る物品の流れを英当局が監視しなければならなくなる。

  欧州委員会のフォンデアライエン委員長は15日、ダブリンで記者団に対し、「これは法律になるものであり、われわれは法に従う」と述べ、「しっかりルールが守られていることを確かめていく」と続けた。

  ジョンソン英首相は13日に、国内他地域から北アイルランドへの物品の検問は「それがアイルランドへと向かう場合」だけで、英国がEUと包括的な通商合意を結べない場合に限ると発言した。しかし一部の専門家は、英国がEUと自由貿易協定(FTA)を結んだとしても、国内他地域から北アイルランドに流入する物品がEU基準を満たしているかどうかの検査が必要になると指摘している。

原題:
EU Warns U.K. Irish Border Deal Will Be Closely Watched(抜粋)

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