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米保険会社、中国での事業拡大が近く可能に-米中貿易合意の一環

  • 中国は4月1日までに生保、年金、健保部門の外資規制撤廃を計画
  • チャブなどが最初に恩恵受ける可能性-中国市場へのアクセス拡大で

米保険会社は中国での事業拡大が近く認められることになる。

  15日発表された米国との広範な貿易合意の文書によると、中国は4月1日までに生命保険、年金、健康保険部門の外資規制を撤廃する計画だ。企業の市場参入をより容易にし得る動きとして、「事業範囲の制限」や「差別的な規制プロセス」の廃止が見込まれている。

  米国で大きなプレゼンスを示すスイスの保険会社チャブなどが、中国での足場を確立後、まず最初に恩恵を受ける可能性がある。同社は昨年11月、華泰保険への出資比率を46.2%に引き上げることで合意。エバン・グリーンバーグ最高経営責任者(CEO)は当時、過半数株の取得を目指していると述べていた。

  チャブは電子メールで送付した発表文で、「中国保険市場の長期的な可能性を確信しており、今回の合意で保険を含む金融サービスを手掛ける米企業の市場アクセスが広がるはずだ」と指摘した。

  中国市場にアクセスしやすくなれば、米保険各社は恩恵を受ける可能性がある。コンサルティング会社デロイトの報告書によれば、中国は今後2年間に世界の生命保険料収入の伸びの約半分に寄与すると予想されている。

原題:
U.S. Insurers Can Soon Set Their Sights on a China Expansion (2)(抜粋)

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